内定者の子を圧倒的に成長させる弟子入りインターンを設計せよ!
お疲れ様です。イワケンです。
今年のサイバーエージェントには内定者向けに弟子入りインターンという制度があります。
内定者の子が、自分の行きたい部署へ3~5日間の弟子入りインターンするといった内容です。
今週2月18日~21日は、僕が担当していた岩村くんの弟子入りインターンの受け入れ週でした。そして今日が勤務最終日でした。
4日間ギュッと詰まった良い弟子入りインターンになったと思います。
さて、この弟子入りインターンを設計するにあたって、どんなことを考えていたか記事化します。
弟子入りインターンのゴール
僕が考える弟子入りインターンのゴールは
- 弟子入りしてくれた子に良い体験を届けること
- 会社に貢献がある形にすること
だと思っています。まず来てくれた学生の子には素敵な体験にする。そのことによって、彼の人生にとっても、会社にとってもプラスになります。 また、会社に貢献がある形にすることというのは、一応バイト代を払って弟子入りインターンをしていただいているので、彼の活動が会社にとって無価値になるような設計をしないようにしました。また、インターンの子にとっても会社に貢献する経験は自信につながります。
以上の2つを意識して、弟子入りインターンを設計しました。 それを達成するために
- 良いテーマを定めること
- アウトプットの形を明確にわかる形にすること
- 成果発表会を盛り上げること
を行動しました。
弟子入りのテーマの定め方
テーマにの定め方については、彼の仕事に対するモチベーションを聞きつつ、会社に貢献できるテーマを考えました。
岩村くんは「エンジニアとしてクリエイターを支援する仕組みやツールをつくりたい」というモチベーションの子だったので、弊社のクリエイターに役立つテーマを考えました。
また、彼の得意分野がGo言語や画像処理だったことから「キャラの背景透過処理の課題」に関するテーマを2,3個提案し、彼に選んでもらいました。
アウトプットが出る形に誘導する
テーマに対して、手を動かしてもらうわけですが、
時間が今回4日間しか無いので、アウトプットとして形になるように意識して誘導しました。
といっても、そんなに細かく指示したわけではありません。
意識したことは3日目に一段落した時に、もう少し深ぼるか、形にまとめていくのかという判断を明確にしました。
楽しくなると、深ぼる方向に行きがちなので、それをこちらで抑えつつ、適切なタイミングで方向転換させました。
それ以外は、彼が自主的に進めてくれました。大変優秀で感動しました。
成果発表会をセッティングする
インターンの最後は成果発表会で締めます。成果発表会が盛り上がるように、事前に社員に集まるように呼びかけしたり、岩村くんのアウトプットを事前に共有したりしました。
成果発表会では、多くの質問が飛び交い、とても盛り上がりました。これは彼にとっても会社にとっても有意義な時間でした。
まとめ
今週はこのように弟子入りインターンの設計とそのトレーナーに取り組みました。
大変になりそうだったポイントを2点あげると
- 弟子入りの子の専門と私の専門が違かったこと
- 業務中に行わなければならないということ
です。結論言うと、上記の2つはあまり問題にはなりませんでした。もっと言うとそうならないようなインターンの設計にしました。
そのこともそのうち記事化したいと思います...
最後に
岩村くん、4日間お疲れ様です!
知識のキャッチアップの早さと、アウトプットまでの早さが素晴らしく、最高でした! これからもクリエイターの助けになるようなツールを作って欲しい!
2018年振り返り
今年は大学院卒業と社会人1年目スタートと、多くの人に大変お世話になりました。
4月のFacebook投稿で言っていたのですが
「アマチュアからプロになる」「仕事はゲームのように楽しむ」
この2つは無意識のうちに行動できていた気がしています。
また、社会人になってから想像より多くの人に私は応援されました。応援してくださったおかげで少しずつ活躍できています。
CyberVの皆さん、社内/社外の関係者の皆さんありがとうございます。
2019年は引き続きVTuberの技術を鍛えていきつつ、AR技術の鍛錬も積んでいきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
1月 初海外 & 英語で国際学会で発表
3月 HoloLens参考書読書会登壇
4月 サイバーエージェント入社 CyberV志望提出 技術研修スタート
5月 CyberV配属・JINS MEMEのTwitter投稿がバズる
6月 XR Tech Tokyo10に登壇 VRランチを始める
7月 Best Thanks賞受賞 VTuberゼミの立ち上げ
8月 CEDEC2018登壇 CAブログに登場 JINS MEME開発リレー企画 海木くんのトレーナー
9月 Z会でVR/ARの講義 BIT-VALLEY2018出展 修論が国際学会に通る
10月 CAの全社総会でGOODSTART賞を受賞
11月 狂ったように働く
12月 YM18選出 社内でMVC受賞 MVリリース
1月 初海外 & 英語で国際学会で発表
指導教官の首藤先生の元、卒論の研究テーマを英語に翻訳して国際学会に投稿しaccept。結果を見た時初めて嬉し泣きしました。それくらいこの論文英語化というのが辛かったです。発表では英語で発表。頑張って練習しました。英語の質問には答えられなかったですが...
グラフサンプリングという分野で、研究室の先輩に同じテーマの人がいるわけでもなく、ほぼ自分一人で論文読んで研究進めて国際学会で発表するという経験ができたことに感謝しています。グラフサンプリングはSNSとグラフ理論を混ぜた研究をしたいという自分の思いから選んだテーマで、一人で研究を進めるということに不満はありませんでした。むしろ燃えました。最後結果が出てよかったです。
2月 修論合格 VTuberになって内定者向けにLTを行う
修論は本当に通らないと思っていました。修論発表半年前にテーマを変え、しかもパッと思いついたテーマでの勝負。周りに相談できる人もいなかったためこのテーマで行けるか不安でした。しかし、パッと思いついたとはいえ、論文を読み続けてグラフサンプリングというテーマに対する疑問を持ち続けた末に思い浮かんだテーマであり、結構良かったみたいです。結果修論に合格。また、このテーマを英語化した論文も国際学会に通りました(2回目) Shudo's Notes (2018/12) 首藤先生には代わりに発表していただきありがとうございます。
サイバーエージェント向けの活動では、内定者向けにVTuberになってVR/ARのLTを行いました。
実は11月くらいからVTuberという技術とコンテンツを知り、裏で開発サポートを請け負ったりしていました。 その流れで、VTuber的なコンテンツをやってみようということでこういう取り組みをしていました。 また、内容としてはビジネス採用の内定者にVR/ARを説明するというもの。ビジネスの人に技術の説明をしていくことの重要性を感じていてそれを実行に移した感じになります。
3月 HoloLens参考書読書会登壇
TISの森さんに誘っていただき、HoloLens参考書読書会に登壇。 英語の教科書から、アンカーとPersistenceという概念を学びそれを発表しました。
森さんありがとうございました!
www.slideshare.net
4月 サイバーエージェント入社 CyberV志望提出 技術研修スタート
株式会社サイバーエージェントに入社。技術研修は同期エンジニアと一緒に某サービスと似たような仕様の実装を行うというもの。大変勉強になりつつ、同期との仲も深まり大変良い研修でした。
この時の日報で、毎日「おすすめのバーチャルYoutuber」と「AR日記」というコンテンツを文章化して書いていました。 「イワケンといえば、VTuberとAR」というa.k.aを作る工夫をしていました。
CyberVは4月2日に会社をできることを知り、即志望。社長の兵頭さんにも直に挨拶に行って、こういう立ち回りをしたいと伝えさせていただきました。
5月 CyberV配属・JINS MEMEのTwitter投稿がバズる
GWに遊びで作った JINS MEME × VTuberのコンテンツがTwitterでバズりました。 その時の流れはこちら
1日で作ったコンテンツでも人にインパクトを与えられることができるのだと実感しました。
6月 XR Tech Tokyo10に登壇 VRランチを始める
メルカリのいっこうさんに誘われてXR Tech Tokyo10に登壇。
VRランチでは5人くらいの学生と、OculusGoのOculusRoom, cluster., VRChatと様々なサービスで話しました。その流れでインターンを受けてくれた学生もいて大変うれしかったです。
7月 Best Thanks賞受賞 VTuberゼミの立ち上げ
会社での働きが多くの方に感謝(投票)されて、Best Thanks賞をいただきました。本当に嬉しかったです。
8月 CEDEC2018登壇 CAブログに登場 JINS MEME開発リレー企画 海木くんのトレーナー
CEDEC2018の登壇は本当に光栄ですし、チャンスを与えてくださったSPARKの岡村様、広本様、CyberVの兵頭さんには大変感謝しております。
また、JINS MEMEの開発リレーをやってみました。 JINS MEME開発リレー
また、新卒なのに内定者バイトのトレーナーになりました。海木くんとは本当に良い出会いでした。
9月 Z会でVR/ARの講義 BIT-VALLEY2018出展 修論が国際学会に通る
10月 CAの全社総会でGOODSTART賞を受賞
このブログの後...受賞しました。推薦してくださった役員の方々ありがとうございました。
11月 狂ったように働く
意識して、気合い入れて働きました。狂ったように働きたかったのです。 色々テコ入れなどしました。
12月 YM18選出 社内でMVC受賞 MVリリース
大変光栄です。サイバーエージェントを盛り上げるべくがんばります。推薦してくださった方々ありがとうございました!
MVの技術支援 この1年の技術の積み上げの集大成でした。ただまだまだ満足せず表現の幅を広げていきたいと思います。
新卒1年目のエンジニアが内定者バイトのトレーナーになった話
先日、海木くんが内定者バイトを卒業しました。
この記事では、僕が内定者バイトのトレーナーを経験して考えたことを書きます。
結論だけ言うと彼が来たことに感謝。最高の内定者バイトだったと思っています。
サイバーエージェントの内定者バイトではトレーナーがつく仕組みがあり、今回海木くんのトレーナーは僕がつくことになりました。
本来ならば、入社4ヶ月の新卒社員がトレーナーになることはまずないでしょう。入社3年目あたりからトレーナーになるのが普通です。
でも、僕はトレーナーをやりたいと思いました。
いや、僕がトレーナーにならなければならないと
本気でそう思いました。それは僕しかCyberVにUnityエンジニアがいないということがありますが、それよりも僕がCyberVのUnityエンジニアチームを作って行きたいという気持ちが大きかったからです。
僕が内定者バイトのトレーナーをすることが、内定者バイトの子のためでもあり、会社のためになると思っていました。そして僕はこういう人を育てるコトがものすごく好きでした。
内定者バイトが決まる前の話
6月くらいに、とある内定者の子が見学に来ると聞いて僕は「もしかして内定者バイト志望の子かな?」とウキウキしていました。
その時僕は入社2ヶ月目でしたが、すでに「そろそろ業務に慣れたから、人を増やしてもっと大きな成果出せるようにしていきたい」と思い始めていた時期でした。
そこにやってきた青年が海木くんでした。
僕の対応スタイルは素を隠さないと決めていました。理由は素を隠して気に入られても困ると思ったからです。素を隠さず話してこの会社を気に入ってもらえたなら、気が合う子だと判断できると思いました。
結果、2時間くらいXRやVTuber、仕事のスタンスの話をしました。他の子会社のいいところも伝えつつ、自分の会社のメリット・デメリットを伝えました (自社のいいところだけを伝えたくなかった) 。
彼の印象はものすごく良く、ぜひ来て欲しいなと思いました。
その2ヶ月後くらいに、彼はCyberVで内定者バイトをすることを選んでくれました。とてもありがたかったです。
あとで話を聞くと、最初人事にCyberVへの内定者バイトを渋られたらしい (CyberVは立ち上げたばかりで受け入れ体制があるか確認できていなかった) のですが「イワケンさんの下で働きたい」ということで無理やり通したと聞いて笑ってしまいました。というのも、自分もCyberVの兵頭社長のところに行って「CyberVでやって行きたいです」と無理やり通してもらったので、同じだなと思いました。
こうして、8月頭から9月末まで、彼の面倒を見ることになりました。
初日に面談 バイトと人生の目標を聞く
内定者バイトが2ヶ月と決まっているので、2ヶ月間での目標を決める面談を最初に入れました。
僕から彼に伝えたことは
- 2ヶ月のゴールは自分が考えて形にしたアウトプットを世の中にリリースすること
- そのために最初の1ヶ月で職場の信頼を勝ち取ること
の2点伝えました。
1点目については「この機能は自分がリリースしたんだ!」と自信をもっていえるアウトプットを世に出す経験が内定者バイトにとって絶対プラスだと思ったから入れました。 2点目については、リリースを出すためには仕事が回って来なければならない→そのためには職場の人に信頼されてなければならない。ということから伝えました。
逆に彼に聞いたことは「人生で何を大切にしているか」という質問。彼は「テクノロジーの架け橋になること」と具体的に答えてくれました。この答えから、どういう仕事を振っていくか、どういう仕事のかかわらせ方をしていくかというのを組み立てていくことができました。
信頼を勝ち取る2つのマインドセット
1ヶ月で職場の信頼を勝ち取ると言われても、どう勝ち取るんやとなるので、僕は2つのマインドセットを最初に伝えました。
- 30分で見えるアウトプットをして相手に見せよ
- 仕事の責任範囲を意識して仕事せよ
30分で見える状態にして相手に見せよ
これは僕が最初の1ヶ月で意識していたことで、誰かに何かを依頼されたら30分後に見える状態にして相手に見せる。それは作業途中でも構わないです。見える状態というのはスクショや動画で見せるということです。
これは仕事を振る側の気持ちに立てばわかるのですが、初めて仕事を振る相手はどれくらいの力量かスピード感を持っているかわからないでしょう。そんなわからない対象の相手が依頼してすぐに「こんな感じですか?」と確認してくれるのは、依頼する側にとってとてもありがたいことだと思っています。それでその人の仕事の力量やスピード感もわかるし、何よりちゃんと報告してくれる人という印象がつきます。そういう人には次の仕事も振りやすくなるんですよね。それを繰り返すことで信頼を得ていくものだと思っています。
仕事の責任範囲を意識して仕事せよ
これは、仕事でモヤモヤしないためにも重要なマインドセットだと思っています。
例えば、あなたがクリエイターさんだとして、プランナーさんから「テッシュ箱の3Dモデルを作って欲しい」と依頼されるとします (目の前にティッシュ箱があったので)
プランナーさんは最終的に「テッシュ箱の3Dモデル」が欲しくて、どんな「テッシュ箱の3Dモデル」が欲しいかはプランナーさんの頭の中にあるケース。
どんな「テッシュ箱の3Dモデル」がいいかという方針を決めるのはプランナーさんの責任範囲であり、クリエイターさんの責任範囲ではないとします。
クリエイターの責任範囲は、3Dモデルを作ること、それに関連する技術の話を説明することとします。
こういうケースで良くないのは、クリエイター側が依頼を受けて、自分の責任範囲を超えて考えたり行動すること。
例えば
- テッシュの箱の色をどうするかプランナーさんに聞かず1人で悩む
- 勝手に妄想して、必要とされていない機能を実装する
など
プランナーさんが方向性を決める責任を持っているのに、勝手に悩んで無駄な時間を過ごしているのは非常にもったいない時間だと思っています。
なのでこういう時は「仕様詳しく教えてくれ~」と早急に伝えるか「ちょっと作ったんですけどこんなのでどうですか?」と先程の30分で見せるということをして、プランナーさんの中のイメージとのズレをなくしていく作業に入っていくのがいいと思います。
他にも
- テッシュ箱の3Dモデルを使用する方向性を批判する
というのも基本は辞めたほうがいいでしょう。プロデューサーなら別ですが。
ただ技術的な説明の話は、クリエイター側の責任範囲なのでしっかり主張していいと思っています。例えば
「テッシュ箱の3Dモデルを作る場合、$5のアセットを買うか、オリジナルで作ると勉強込みで2営業日くらいかかると思います。どうします?」という風に、プランナーさん側に選択を委ねます。
伝わりにくかったかもしれませんが、仕事の責任範囲を意識して仕事せよの説明でした。
1ヶ月後、内定者バイトの子にも仕事が振られるようになった
1ヶ月経ったらすでに職場に馴染んで、仕事を他の社員からも依頼されるようになってきました。
一緒に仕事した社員からはすっかり信頼されていました。もちろん本人の仕事振りがあってこそなのですが、トレーナーとして嬉しかったです。
社員を巻き込み大きなアウトプット
社員に信頼されていく中で、今度は内定者バイトの子が社員を巻き込んで1つのプロジェクトに取り組むといった動きも見れました。
こういう社員を巻き込む動きに火をつけるのもトレーナーの役目だと思いました (彼がそういう仕事の仕方を望んでいたので、エンジニアだけど人を動かす経験もしてもらいました)
結果そのプロジェクトは成功し、今とあるシステムにすでに組み込まれています。
卒業の3日前に成果発表会
内定者バイトの2ヶ月間で何をしたのか、何を学んだのか成果発表会をしてもらいました。
ちゃんと自分の言葉で発表できていてよかったと思いました。
技術的に取り組んでもらったこと
一言で言うと、VTuber配信のためのUnity周辺のエンジニアリングを色々やってもらいました。
Unityはもちろんガッツリやりましたが、Unity以外の知識や技術にも触れてもらいました (というか触れざるをえなかった)。
基本的なことなのですが、変数の命名やドキュメントの書き方、クラス設計、UniRxによるMVPパターン、など伝わればいいかと思いました。
休みの日はイベントいったりハッカソンしたり
全く強制はしなかったのですが、xR Tech Tokyoに一緒に行ったり、BIT-VALLEY2018にコンテンツ出すために一緒にVTuberを実装したりしました。
リアルイベントで初めてVTuberコンテンツ出した時に意識したこと|イワケン@AR好き|note
まとめ
内定者バイトの子に最高の体験を届けるために色々考えて行動した新卒1年目エンジニアのお話でした。
まあそれはさておき、海木くんには改めて感謝したいですね。今年1番のいい出会いだったかもしれないです。
彼がどこに配属されるかはまだわかりませんが、どの部署に配属されても応援していきたいです。
新卒1年目エンジニアが入社半年を振り返る ~VTuber事業の立ち上げ~
株式会社サイバーエージェント(以下CA)にUnityエンジニアとして入社し、CyberVに配属されて半年が経ちました。半年間を簡単に振り返りつつ、全社総会の新人賞を取りたい理由を書きたいと思います。
新卒1年目の目標
新卒1年目の目標は
業界でVTuber×Unity=岩崎と呼ばれるようにする
です。
業界というのは、VTuber業界やVR業界を指しています。1年後までには自分の実装したプロダクトをリリースをして、業界にインパクトを与えたいと思っています。
来年のUNITEに登壇できることができたらこの目標は達成されたと思っています!(UNITEに登壇できるくらいインパクトを与えられたという意味で)
この目標を達成するために、CyberVという会社を選んで配属させていただき、バリバリ働いているという状況です。
ちなみに、サイバーエージェントの18新卒に関しては入社後に配属先志望を出すタイミングがあって、僕はCyberVを志望してCyberVに配属されました。
10月の新人賞絶対取りたい
サイバーエージェントでは半年に1回、最優秀新人という形で全社員(約4000人)の前で表彰されるのですが、どうしても受賞したい。その理由は2つあります。
1つは、いつもお世話になっているCyberZやCyberVの皆さんに壇上で感謝の気持ちを伝えたいからです。
もう1つは、僕が新人賞を取ることはCyberVにとってプラスだと思うからです。
岩崎は何をやっているのか、一言でいうとCTO
僕がやっていることは、会社のCTOを何ら変わりないと思っています。実際はCTOではないのですが、立ち回りはCTOです。それを踏まえて半年間何をやってきたか書きます。
株式会社CyberVの立ち上げ 自ら考え動く精神で走り続けた半年間
僕は配属から現在に至るまで、全て自分で考えて、ほぼ納得のいく選択ができている。だから18新卒の中で誰よりも楽しく仕事している自信があります。
自分の仕事内容も、自分で考えて提案して決めます。 VTuber事業の立ち上げという文脈では、CyberVの中でUnityエンジニアが活躍できる環境をゼロから作り上げてきました。ゼロからというのは僕がCyberVの初めてのUnityエンジニアだったからです。もちろん配属前からその状況は知っていて、自分が働く環境を自分で作ってやろうと思いました。今では学生エンジニアをバイトで活躍させてあげられるほど、環境が整いつつあります。
おそらくこういう動きは僕しかできないと思います。だからこそCyberVに志望を出したというのもありました。僕は環境を作りながら自分の成果も出していくスタイルが好きで、むしろこういう職場を望んでいました。
この時、周りの方が協力的だったので、とても感謝しております (という意味で壇上で感謝を伝えたいのです)
こういう中でも、半年間の中でアウトプットを出すことができました (言える内容は少ないですが)。
UnityによるVTuberコンテンツの向上や開発フローの効率化
- 計30本くらいの岩崎コンテンツが世の中にリリースされています
VTuber/XR業界の情報キャッチアップと社内共有
- 社内で一番多く記事共有しているはずです
社内/社外発信
これから
業界にインパクトを与えられるような、でかいコンテンツやプロダクトはまだまだリリースできていないと思っています。
次の半年間でそれができるように、採用と育成に力を入れて強いチームを作っていきたいです。
CEDEC2018に登壇しました
CEDEC2018 に登壇しました。
CEDECとは"コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス"の略でゲーム業界では有名なカンファレンスです。
そんな格調高いカンファレンスに新卒1年目で登壇することになるとは...驚きました。
日程は8月22日の14:50からのセッション。タイトルはVtuberのビジネスの最新動向と必要とされる技術についてです。発表者はスパークの広本さん、CyberVの兵頭さん、そして岩﨑。
https://2018.cedec.cesa.or.jp/session/detail/s5b274a5c7b87d
そして始まったら満員...立ち見さえ入れない状況に
僕もこれからやりたいことというテーマで10分ほど話しました。
今回ラッキー登壇みたいな感じだったので、来年は自分のアウトプットをしっかり語れるようにして登壇したいですね!
最後にいろいろブースを回りました。
そういえば、一日中JINS MEMEつけていたのだけど誰も気が付かなかったなぁ...それほどスマートなデバイスということですね!!
JINS MEME 開発リレー 始めました
今年の5月、JINS MEMEでVtuberになるアプリを作ってバズってから3ヶ月経ちました。
「日本から面白いコンテンツがどんどん生まれるようにしたい!」という思いがある私は、JINS MEME開発リレーという企画を始めました。
JINS MEMEを1ヶ月間お貸しして面白いコンテンツを作る、というのを次の人次の人につないでいくという企画です。本日はIVRの大鶴さんにJINS MEMEをお渡ししました。
デバイスをリレーしてコンテンツを作るという文化はハッカソンとはまた別の新しい開発文化になるのでは?と思っております。
面白いコンテンツがどんどん生まれる国に日本がなるように、自分ができることをやっていきます。
リレー 状況
CyberZ 岩崎 JINS MEME×Vtuber
【世界一(?)スマートにVTuberになるシステム作った】
— イワケン@CEDEC22日14:50〜 登壇 (@tanaka_lit) May 4, 2018
HMDもWebCameraのFaceトラッキングも使わずに、頭の動き、目の動き、瞬き、口の動きをアバターに同期させています。スマートなので外でもできます!
昨日から作り始めて1日でできました。JINS MEMEすごい!#バーチャルユーチューバー #VTuber pic.twitter.com/EaFPjxwubv
TIS 森さん JINS MEME×Hololens
HoloLens+JINS MEMEで簡易アイトラッキングを試してみた。
— morio🌭@8/20AR輪読会 (@morio36) August 8, 2018
けどすっげえ難しいww pic.twitter.com/g4hD4n9QHp
IVR 大鶴さん JINS MEME×Vカツ
JINS MEMEの可能性がすごい!
— yunayuna64 @TGS2018 (@yunayuna64) August 22, 2018
メガネを付けるだけでVtuberになれる時代がキタ
VR HMDなしでアバターを操作できる。視線や瞬きも取得できるみたいなのでコレはヤバいのでは。#Vtuber #Vカツ #jinsmeme pic.twitter.com/2Odn8l8egU
学生 らかんさん (予定)
xR Tech Tokyoに30分枠で登壇しました
6月24日 12:15~12:45のセッションで 「AR開発enjoy勢の生きる道」というタイトルで話させていただきました。
100人規模のイベントで30分も話す時間を頂けたのはありがたいことです。
世界初(?)の試みとして JINS MEMEと連携して、スライド右下のユニティちゃんが僕の代わりにしゃべる仕組みを実装しました。
懇親会ではXR界隈の人たちと交流できて楽しかったです…!