タナカが選ぶ 中高生に人気なUnity作品BEST5
こんにちは、最近床屋に行ったのですが、予約シートの名前に「タナカ」と書きそうになってしまった岩崎です。 私は一年間ほぼ毎日Unityというゲームエンジンを使ってゲームを作り続けてきました。そしてその作品をLifeisTech!のキャンプやスクールで自己紹介の度に中高生に向けて見せ続けました。その中で中高生に見せて反応が良かった作品2016年9月verをタナカの独断と偏見で紹介したいと思います。
第5位 感情分析メガネ
第4位 スプラとうふ
第3位 MyポケモンGO
第2位 スカウター
第1位 VRジェットコースター
第5位 感情分析メガネ
MOVERIO BT-200(スマートメガネ)とUnityを組み合わせた作品。スマートメガネに搭載されているカメラで撮った画像から人間の表情を読み取り、感情を判断するというもの。怒りや幸せなど、8つの感情を判断できます。感情分析のAPIはMicrosoftのものを使用しました。
MOVERIO BT-200AV/BT-200 | 製品情報 | エプソン
Microsoft Cognitive Services - Emotion API
ポイント 最初過ごそう!と思うかもしれないですが、スマートメガネをWifiにつなぐ手間があるのと、APIの結果が瞬時に返ってこないという難点を持つので反応は薄め。人に見せる時は準備のスマートさと反応性の良さが大事だと強く感じました。
補足 MOVERIO BT-200は心臓部分はAndroid4.0なので、Unityからapkファイルを書き出せば動かすことができます。
第4位 スプラとうふ
あの、スプラ◯ゥーンに似てるような気がしますが気にしないでください。
通信対戦機能があるので、一緒にプレイすることで盛り上がることができます。初めてPhotonを使ったのはこの作品でした。 公開もしているので興味があったらプレイしてみてください。
Unityでスプラ◯ゥーン的なゲーム作ってみた (通信対戦できます) | ゆるふわUnity開発日記
ポイント 通信対戦じゃなくても、一緒に対戦できるゲームはやはり盛り上がりますよね。
第3位 MyポケモンGO
本家のポケモンGOは実はUnityで作られています。ということでちょこっと作ってみました。
最初はスマホ用に作ったのですが実はメガネバージョンもあります。これぞ本当のAR!
(この先にポケモンが見えます!)
ポイント メガネをつけてポケモンを見つけた時の感動とモンスターボールを投げる時の気持ちよさが良かったみたいです。まだバグが残っているので今後直していきたい。
第2位 スカウター
(画像引用 http://entamevr.com/dragonball-scouter)
またスマートメガネ作品です。ドラゴ◯ボールに出てくる戦闘力を計るやつがスカウターです。よく聞かれるのが「どうやって戦闘力を計算しているんですか?!」という質問なのですが、一般的に戦闘力を計算するのは非常に難しいようです。
ですので、今回は黒に近い色の服を着ている時に戦闘力が高くなるようなプログラムを組みました。(その時黒い服を着ていたので)
ポイント 実はこのスカウター、中高生だけでなく、筑波大学助教の落合先生にもプレイしていただきました。その時に「入力からの反応が一瞬で気持ちがいい」(多少言葉は違うかもしれませんが、こんなニュアンスの言葉)。 同じスマートメガネ作品の感情分析メガネより、こちらの方が人気が出たのは、この反応の速さだと思っています。
第1位 VRジェットコースター
第一位は圧倒的にVRジェットコースター!「これはヤバイ」「本当にすごい」という声を毎回いただきました。
作り方も公開しています。
UnityでVRジェットコースターを爆速で作る方法 - Qiita
この記事に加えて、Bluetoothイヤホンも準備しました。あとうちわと動く椅子もあるとベストです。