AR-100プロジェクト始動 ~3年後の夢を追いかけて~
お疲れ様です。 Unityコンテンツクリエイターのイワケンです。
社会人になって2ヶ月ちょっと、大変なこともありますが基本的にはいい感じに仕事してます。そのへんも追々。
ちなみに今回のブログ記事は、会社の業務とは一切関係ない活動です。僕の3年後までの目標とそれまでに何をするかという話をします。
AR-100プロジェクト
僕が勝手に立てたプロジェクトです。目標はシンプル。
3年間でARコンテンツを100個つくる
ゴールは、
ARスマートグラスが普及する時に自分がAR市場のど真ん中にいること。
です。
なぜやるのか
なぜ、AR-100プロジェクトをやるのか。
AR文脈の話から話したいと思います。
ARスマートグラス時代がもうすぐやってくる
私自身、Unityというツールが大好きであり、その中でXR (VR/AR/MRの総称)には特にワクワク感を感じています。
http://development.blog.shinobi.jp/Entry/8765/
学生時代はよくUnityを使ってXR系の開発をしていました。
その中で衝撃的だったのがHoloLensです。これは本当にすごいと。早速手元に取り寄せ開発しました。本当にすごい。
世界観としては、SAOや電脳コイルの世界観です。メガネをかければ現実に重ね合わせて情報や3Dホログラムが現れる。絶対にこれは今のスマートフォンにとって変わるだろうと思いました。このメガネがARスマートグラスです。
では、ARスマートグラスがスマホに変わる時代がいつ来るのか。私は2020年 ~ 2023年だと予想しています。
そう思うざっくりとした理由は
で、早くても2020年に来るだろうということで、2020年を一つのタイムリミットとしています。
2018年AR開発で生きる道
では、ARスマートグラスが普及してない2018年にARコンテンツでどう価値を生み出すのか。ユーザーがお金を払うぐらいの価値のあるものを作る必要があると思っています。ここからはあくまで仮説です。
1つは法人向けアプリケーションの開発です。
HoloLensアプリ開発の最先端にいるホロラボさんが良い事例なのではないでしょうか。
33万円もするHoloLensも法人向けであれば活躍の場があります。
しかし、個人開発者がHoloLensを買って、法人向けアプリを作るのはなかなか大変でしょう。
もう一つはスマホARです。
すでに普及しているスマートフォンというデバイスを使ってARアプリを作ります。
スマホARアプリとして有名なのはこの2つですね (技術的にARをフルに使っているかは別として)。
https://sumahosupportline.com/pokemongo-armode/
しかし、他に一般人にも知られているARアプリはまだ生まれていない気がします (パペ文字が個人的には好き)。
個人開発者としてこの状況はチャンスなのではないかと思いました。
まだアイデア次第ではスマホARでもインパクトを与えれるコンテンツを作れるのではないか。
そう思ってAR-100プロジェクトを立ち上げました。
なぜスマホARコンテンツは伸びなかったのか
あくまで仮説なのですが、今まで日本でスマホARコンテンツが伸びなかった理由は「技術者だけのチームで技術者視点から制作を始めているから」です。
僕自身も技術者なのでわかるのですが「この技術すごい!じゃあこういう作ったらすごそう!」という発想なんですよね。それがなぜヒットしなかったのかというのを予想していきます。
ARは「拡張現実」です。ARコンテンツの価値は
ARコンテンツの価値 = 現実の価値 × 拡張力
である僕は考えました。
「拡張力」というのは、AR技術による表現力のことです。
「現実の価値」というのは拡張される元となる対象の価値のことです。
例えば、マーカーARのコンテンツを作るとした時に、マーカーに対してオブジェクトを表示する技術を高めることを「拡張力」だとすると、マーカーの価値を高めることが「現実の価値」を高めることにあたります。
極端な例を言うと、技術者だけで集まったチームは「拡張力」は100点「現実の価値」は0点。結果0点のARコンテンツ (誰もお金を払わないコンテンツ)が生まれてしまうのではないかと。
つまり、2018年のスマホARコンテンツ制作の鉄則は
「現実の価値」を高められる人材がチームにいること
だと僕は思っています。その仮説を実証すべくチームを組んでコンテンツを作っていきます。
プロジェクトの進め方
では、現在どんな感じでプロジェクトを進めているのか説明していきます。
1つのプロジェクトごとにチームを作る
最終的には100個のプロジェクトができるというイメージなのですが、それぞれのプロジェクトごとにチームを作ります。
基本岩崎が各プロジェクトに関わっていますが、プロジェクトごとにメンバーは違います。プロジェクトごとにメンバー集めてスタートさせるイメージです。
重要なのは、一緒にやる人の「強みと熱意」を活かすコンテンツであることだと思っています。
例えばポケモンにめっちゃ詳しくて熱意をもってる人がいたら「ポケモン×AR」で面白いことができないか考えます。その人に技術がなくてもいいです。
一緒にやりたい人は一声かけてください。学生/社会人, 社内/社外関係なくチーム組みます。
具体的にアイデアをつめて企画書作成
最初のコアメンバーを決めたら、コンテンツの概要や仕様をつめていくのですが、僕の方針として「プロトタイプが3日以内にできるレベルの規模感」にしようと決めてます。長期プロジェクトはモチベーションの維持が難しいからです。
このとき僕がすることは
- ARで何ができるかメンバーに伝えること
- 技術的な工数を伝えること
です。基本的に技術を知らない人とアイデア出しするので、相手の理解力に合わせつつ、想像力が広がるような説明を心がけます。あと、技術的に難しいことや工数がかかるアイデアはストップかけて軌道修正。
やましんにARを説明するイワケン
アイデアがつまってくれば企画書を作成。そして新たな仲間を探していくフェイズになります。
プロトタイプ制作に向けて開発
開発に関して、僕が開発することもありますが、他のエンジニアさんがメインになることもあります。役割分担ですね。
僕の方で仕様書作ってお願いします。ここらへんのエンジニアとのコミュニケーションは僕が担当します。
ここのエンジニアのアサインに関しても、与えられる役割に対して「強みと熱意」を持てるかどうかを重要視してます。
発表 or リリース
作ったものはどこかに発表するかリリースする予定です。ユーザーが触れる距離に置きます。最終的にインパクトを与えることがゴールなので当然ですね。
アプリリリースなのか、はこを用意するのか、どうリリースするかも最初の段階で考えておきます。
過去の発表の例としてはこんな感じです。
めざせスカウター! HoloLensによる特定個人の 顔認識アプリ制作とその課題
収益化は?
収益化は絶対条件にはしておらず、共通目標としては「赤字を出さない」としています。
とはいえ、お金が払われないようなコンテンツつくってもしょうがないので、実際収益化するかは別として、収益化する道筋というのは各プロジェクト考えています。
現在動いてるチーム
現在2つのチームが動いています。
そのうち具体的な活動を発表できればなと思います。
備考・岩崎の根本のモチベーション
最初に岩崎がどういう人間なのかというのを理解すると、この活動の理由
「岩崎が人をエンハンス (enhance) させるのが好き」というところから始まっています。
enhanceとは「元からある能力をさらに高める」という意味です。もっと簡単に言うと「他人を活かす」という感じですね。
その傾向は高校生のときからあり、高校時代は野球部のマネージャー、大学時代は予備校チューターと科学工作教室のサークルの代表、LifeisTech!ではUnityコースのリーダーで「他人を活かす」という立ち回りをしていました。実に9年間も。根本から人をエンハンスさせるのが好きなんでしょうね。
という流れの中で、ARコンテンツ制作は、人をエンハンスさせやすいということに気づきました。なぜなら、制作するのに技術者だけでなく、様々な能力と熱意をもった人が必要だからです。僕はこのAR-100プロジェクトを通じて、多くの人の強みを活かしたいし、そういうアイデアとコミュニケーションを生んでいきたいです。
趣味から転じて xR Tech Tokyoで登壇することになるまで
お疲れ様です。岩崎です。
趣味から転じて xR Tech Tokyoに登壇することになりました。
それまでの軌跡を記録しておきたいと思います。
5月3日 ベッドから転げ落ちる
時はGW、5月3日朝、パッチギ氏の投稿を見てベッドから転げ落ちました
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
— イワケン@AR好き (@tanaka_lit) 2018年5月3日
夢だと思ったら現実だったあああああああああああああああ
その投稿がこれ
え、これでVTuber簡単に作れるじゃん!ってことでGO
JINS MEME ってどうやって手に入れるの?
てことでまず家の近くにJINS MEMEを入手できる場所があるのかと、ありました。すぐに買えるじゃん!
次にUnityで開発できるのかと調べる。
できんじゃん。
しかもこれを作ったの、ホロラボの前本さんではないか。
前本さんは、以前僕がABCSpring2017に登壇した時に、一つ前に登壇した人でした。
その時は僕はスカウター作りたい!と言ってこんな発表をしてました。
www.slideshare.net
このとき、TMCNやホロラボのことを知りました。
そういうご縁があり、即前本さんメッセして、JINS MEMEのUnity Pluginについて丁寧にいろいろ答えてくださりました。ありがとうございました!
よっしゃこれでつくれるぞ!
作ってみた
てことでドン
【世界一(?)スマートにVTuberになるシステム作った】
— イワケン@AR好き (@tanaka_lit) 2018年5月4日
HMDもWebCameraのFaceトラッキングも使わずに、頭の動き、目の動き、瞬き、口の動きをアバターに同期させています。スマートなので外でもできます!
昨日から作り始めて1日でできました。JINS MEMEすごい!#バーチャルユーチューバー #VTuber pic.twitter.com/EaFPjxwubv
僕がパッチギ氏にJINS MEME買ったよ!と言ったのが14:08でTwitter投稿が0:22なので約10時間で投稿までいきました。マッハ開発。
そして朝起きたら、、、めっちゃバズってる!!!やべぇとなりました。
作った経緯話すと
— イワケン@AR好き (@tanaka_lit) 2018年5月4日
・5月3日にJINS MEMEの存在を知る
・あ、これ使えるじゃんと気づく
・近くの店舗で即買い(4万)
・unityで開発タイム、3時間くらいでプロトタイプ完成
・動画用にちょっといい感じに修正
・5月4日に一発撮影
・ツイッター投稿、ちょいバズって嬉しい←イマココ
中の人から返信
そしたら、JINS MEMEの中の人から返信が!
中の人です。ありがとうございます!他の方のご質問が多いようなので横から失礼します
— 菰田 泰生 (@komde) 2018年5月5日
・公式対応SDK iOS/Android/(Cordova)
・口の動き 取れません m(_ _)m(音声かと)
・精度 角度は100%。瞬き90%、視線移動80%@静止時ぐらいです。視線は位置ではなく動きを返します。
嬉しいですねぇ
ダブルトレンド入り
仕組み教えてほしいという声もあったので、簡単にQiita記事も書きました。
【朝起きてからバズるまで】 世界一(?)スマートにVTuberになるシステムをマッハ開発した
そしたらQiita記事もトレンドに!
またTogetterにもまとめられました。
これもトレンド入り。
メディア取材を受ける
この一連の動きをねとらぼ様とMoguraVR様に取材していただきました。初のメディア取材
番組出演
そして、番組にもとりあげられました。
【告知:第一回 VTV】
— VRoadCaster (@vroadcaster) 2018年5月12日
さあ、VRの世界より発信するスーパークールな放送局『VRoadCaster』が本格始動いたします!その最初の番組『VTV』、記念すべき第一回目の放送は豪華ゲストを迎え明日22時より!お見逃しなく!
5/13(日)22:00~22:30
第一回 VTV 初回放送 (アフタートークあり)#VRCas #VTV pic.twitter.com/7RxVlLU088
この番組、前から注目していたのでいきなり出演できてよかったです!
JINS MEMEの本社から招待を受ける
ここまでJINS MEMEを再認知させてくれてありがとう!ということで本社に招待されました。イェイ。
JINS MEMEで【世界一(?)スマートにVTuberになるシステム作った】イワケン(@tanaka_lit)さんに来ていただき、あのVTuverようシステムを見せていただきました!!
— JINS MEME (@jins_meme) 2018年5月22日
いやーこれは楽しいし使えるわ・・・
イワケンさんありがとうございました!!#jinsmeme#イケメン#バーチャルユーチューバー #VTuber pic.twitter.com/bUlMPYb5cn
あこがれのGOROmanさんにJINS MEMEをかけてもらう
たまたま参加したイベント「“破壊”からはじめよう 〜 こわして、つくる、新しい未来。Vol.1 〜」
にたまたま、TIS(ホロラボじゃないよ!)の森さん @morio36がいらっしゃって、色んな人を紹介してくださいました。
森さんには学生時代から色々とお世話になっていて、、、本当にお世話になっております。例えばこういうイベントの講師に誘っていただいたり...
第6回 HoloLens参考書読書会@アカツキ - connpass
今回もありがとうございました。
さて、メルカリのイベントの登壇者にあこがれのGOROmanさんがいまして... 森さんに「せっかくならGOROmanさんにかけてもらいなよ」とプッシュしていただきました。ありがとうございます。
GOROmanさんといえば、最近だとマッハ新書という現象を起こした人、僕も2冊即買いして読みました。
未来のゴロマンショップ - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)
もともとはVRエバンジェリストで、VR界隈では知らない人はいないであろうという人です。
そんなGOROmanさんにJINS MEMEをかけていただくことに成功しました...ありがとうございます。
xR Tech Tokyo登壇へ
もう一人、メルカリR4Dの @ikkouさんとお話させていただきました。
最初、初めましてという感じだったのですが、JINS MEMEをかけさせて熱く語ったところ、xR Tech Tokyo登壇しない?というオファーが
まじか、
当日の発表トップバッター。しかも、TISの森さんと Gugenka® プロデューサーの三上 昌史さんと並んでいる... 三上さんと言えば、最近だとAniCastの制作に関わられた方で超有名人です。
僕なんかが登壇していいのだろうか... と正直思いました。でもやるしかない。
僕は登壇で何を伝えればいいのか
あこがれのイベントに登壇のオファーが来て嬉しい気持ちの反面、話すことないな...というホンネが
だって、今回の制作物たった10時間しか作ってないもん!!
たった10時間で作ったコンテンツの技術解説なんて、ソッコーで終わりますし、そもそもそんなに技術的に難しくないし、もうQiita記事に7割くらいの解説書いたし、それ読んでくれ〜という感じなのです。
でも、オファーされたということは、僕のこの一連の動きに価値を感じてくださったということだと思います。
それは何か...と登壇まで考えたいと思います。
1つやりたいこと
登壇するからには、何かしたいなーと思うわけです。
1つやりたいなーと思うことはスライドをUnityで作ることですね。
そしてせっかくなら... 勘の良い方なら、僕がしたいことがわかったかもしれません。
色々仕込んで準備して、できそうになったら、何をするか発表したいと思います。
謝辞
ここまでいたるまで色んな方にお世話になりました。
僕にインスピレーションを与える投稿をしたパッチギ君
JINS MEMEのUnity用Pluginをつくってくださった前本さん
オフィスに読んでくださったJINS MEMEの公式さん
イベントで僕を色んな人に紹介してくださったTISの森さん
JINS MEMEを快くつけてくださった GOROmanさん
xR Tech Tokyo にオファーしてくださった ikkouさん
ありがとうございました。登壇でもがんばります。
VTuberになってLTした話
こんにちは!CA18エンジニア内定者のイワケンです
先週卒業旅行でハワイで海を泳いていたら、日焼けで背中がやけどしました笑 日焼け止めはちゃんと塗らないといけませんねぇ...
さて「BeerBash!!Vol.4 〜 LT大会編 〜」という内定者イベントでLTした話をします
(※LTとは「ライトニングトーク」の略で、簡単にいうと短いプレゼンテーションのこと。)
このイベント告知を聞いた時に自分もLTしたいなーと思いました。しかし、日程が卒業旅行と被っており現地でLTできないぞ...ということでVTuberになってLTすればいいという結論に至り、動画でLTさせてもらいました
VTuberとは、バーチャルYoutuberの略で、2D/3Dのアバターを用いて配信する人たちの総称。 有名なVTuberとして、キズナアイ、ミライアカリ、輝夜 月、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん などが存在する。
現場の状況はこんな感じ (だったらしい)
見てわかるように、Unityのキャラクターである"ユニティちゃん"に憑依してプレゼンしましたー
最近VTuberが流行っていたこともあり、このようなスタイルを選択肢しました
動画の一部抜粋はこちら
Unityによる動画作成
今回Unityを使って、動画を作成しました
キーボード操作でスライドモード、VRモード、ARモードを入れ替えられるようにし
ユニティちゃんの動き (口元と身体) は岩崎の動きと同期するように実装しました (実現方法はそのうち書くかもです)
内容
- VRとARの違い
- スマホ時代 → AR時代になる理由
- AR時代のビジネス
みたいなことを話しました
言ってる内容は当たり前のことを言ってます。
お礼
今回、BeerBashの運営をしてくれた皆様お疲れ様でした。特に18テクのティーマ君は動画作成のアドバイスなどしてくれて大変感謝してます。ありがとう!
2017年作った作品まとめ
今年はHoloLens作品に取り組み始めました。作りかけも含めればたくさんあります。
HoloLens作品は3作品つくりました。
めざせスカウター! HoloLensによる特定個人の 顔認識アプリ制作とその課題
www.slideshare.net
2017年5月28日(日)に開催された、Android Bazaar and Conference 2017 Spring (ABC2017S)のMR/VRトラックで発表した時の資料です。
このようなイベントに登壇させていただけたのは本当にありがたかったです。誘っていただいた古波倉 正隆さんありがとうございました!
地雷教育アプリ (XRハッカソン) 【グロ注意!】
このイベントに参加した時に作ったHoloLens作品。
紛争地の子どもたちは、地雷の恐怖について知らない。。。という問題点について地雷の恐怖を体験してもらうアプリを作りました。実装は全て自分一人でやりました。
決勝に進出したものの、優勝はできず...残念
誘っていただいた石崎さんありがとうございました!
タスクバルーン
HackerWarsに参加した時に作った作品。
予定が管理できない...予定を可視化したい!というところから、タスクを重要度と緊急度別に可視化するというHoloLensアプリ。
カレンダーAPIは後輩エンジニアに作っていただき、僕はHoloLensのクライアント側の実装。キャラクターは一緒に参加したデザイナーの方に描いていただきました!
2日間の実装の後、企業賞をいただくことができました。
AR相性診断 (iOS,Androidアプリ)
ARを使って2人の相性を診断しよう!というアプリ。ちゃんとiOS,Androidにリリースしました― マーカーARアプリのリリースは難しいですね― (でももうコツを覚えました!)
AR相性診断 - Google Play の Android アプリ
その他、趣味で作った作品たち
顔認識、表情トラッキング
糸ゲー
ボンバーマン
Unityでボン◯ーマン作ってみたい人の動画 (その2) - YouTube
二重振り子
などなど
2018年もどんどん作っていきたいですねー それでは良いお年を!
【重版決定】『東工大サイエンステクノの理系脳を育てる工作教室』
『東工大サイエンステクノの理系脳を育てる工作教室』の重版(4刷)が決まったとの連絡をいただきました。
今回分4刷1,004部(累計9,508部)だそうです。
本当に有難うございます!
東工大サイエンステクノの理系脳を育てる工作教室 | 東工大ScienceTechno, 大竹 尚登 |本 | 通販 | Amazon
僕がこの本の執筆に携わったのが2015年の夏で2年前。
そしてこの本が出版されたのが2016年の1月で1年半前。
と、かなりの月日が経っていますが、こうして重版の連絡が来ることは嬉しいことです。
改めて感謝申し上げたいです、現役部員の皆さん、僕が現役時代に一緒に活動した部員の仲間たち、僕の世代より上のOBの方々、出版社の方々、イベント先でお世話になっている小学校のPTAの方々、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで出版できました。
現在代表をしている15代表速水くんと14代表の坂口くんは、執筆に関する手続きを引き継いでいただきありがとうございます。 13代表の片岡くんは、僕と一緒に執筆に取り組んでくれてありがとうございました。
改めて感謝申し上げたいです。ありがとうございました!
↓東工大サイエンステクノのWebページはこちら
内定者研修を受け「相互理解×イノベーション」について考えた + ARについて
ご報告
ご報告遅れましたが、私岩崎は2018年度からサイバーエージェントという会社で新卒で働くことになりました。職種は今の所エンジニアの予定です。改めて今まで支えてくださった両親や周りの方々、そして人事の方々には改めて感謝申し上げたいです。ここまで来るまでに幾つもの運命的な出会いが重なりあうことでしか実現しなかった就活だったと思います。ありがとうございます。
この記事では、なぜ岩崎がサイバーエージェントに?どういうきっかけで?みたいな話はせず (そのうちするかも)、内定者研修で考えたことについて話します。
内定者研修
そんなこんなで先日内定者研修に参加しました。技術的な研修というより、マインドセットや自分を知りお互いを知るための研修でした。
流れとしては
おざまささんの話
曽山さんの話
Beer Bash! (ビジネスコースの内定者からのプレゼン)
でした。詳しくは同じく18内定者のボラ君のブログを読んでくれるといいと思います笑
ここでは個人的な感想を書きます。
人事のおざまささんの話では「スポンジマインド」と「モノサシグロース」の話が心に染みました。色んな話や視点を吸収してキャパを広げていくというのを最近できてなかったなぁと。これから意識して24時間過ごしていきたいです。
取締役の曽山さんの話では、自分と相手を知るワークショップと「リスクテイク」の話が印象的でした。自分は基本リスクしか取っていない人間だと思っているので、積極的にリスクを取っていけというのは勇気付けられました。
ワークショップは内定者同士の相互理解のワークショップだったのですが、楽しく、かつ同期同士がお互いの考え方や価値観を知ることができ、楽しい時間でした。また、自分もたまに研修や勉強会を開く立場なので「今度使ってみたいなぁ」とも思いました笑 そういう意味でも勉強になりました。
最後にBeer Bash!
ビジネスコース(ビジ)の内定者がビジの仕事ってどんなものがあるかということをスライドで紹介していただきました。(参加者はビジ、テク、デザの内定者全員、つまり総合職も技術職も)
感想・イノベーションのための相互理解の必要性
僕は最近「イノベーションが自然と起こる組織にするためにはどうすればいいか」について考えるのが好きで、暇さえあれば考えているのですが、今回の研修やBeer Bash!を見て、その答えが一つでたような気がします。
それは、イノベーションを起こすためには相互理解や職種敬愛が重要になってくるということです。
例えば僕はARの開発が好きです。なのでARに関してイノベーション (新しいモノ)を起こしたいと思っています。そしてそれを価値に変えていきたい。
しかし、僕がARの開発技術力を上げていったとしても、それだけでは価値にならないわけです。
なぜなら、僕のARの開発技術力が価値に変わるのは、世の中に問題があって、それを解決するのにARを使った良いアイデアがあるからこそだと思うのです。(岩崎の考え)
じゃあ、世の中の問題は誰が把握してる?そのアイデアは誰が考える?そのアイデアを買いたくなるようなデザイン力は誰が持っている??
もちろん、僕1人がそれらを全て行うこともできなくはないかもしれませんが、効率が圧倒的に悪いです。というか不可能に近いです。
AR × 〇〇 というアイデア
アイデアという部分だけでも、相互理解や職種敬愛が大事な理由が考えられます。
アイデアというのは組み合わせです。では、ARという技術に対して何を組み合わせるか。教育か、娯楽か、政治か、医療か… このAR × 〇〇 のもう一つの〇〇にはあらゆるモノが入る可能性があります。
しかし、僕は〇〇について詳しいのは、開発者ではなく、その現場にいる人やその経験をしている人だと僕は思っています。
例えば僕は 2017 Japan XR Hackathon というハッカソンで地雷教育についてのARアプリを作りました。
しかし僕は紛争地域の人たちの苦労など直接知っているわけではありません。だから現地で活動している人にインタビューしてどんなことに困っているのか聞き、こういうアプリがあると便利かもしれないと知ることで、アイデアを固めていくことができました。
今回AR × 地雷教育 でしたが、もっといろんな現場で働いている人や経験している人と交流できれば、AR × 〇〇のアイデアをもっと考えられると思っています。
みんなが「これ(〇〇)とARを組み合わせれば面白いことできんじゃね??」という発想を持っていれば、もっといろんなイノベーションが起きると僕は信じています。さらに「ARなら岩崎に相談してみるか」となればなお嬉しいのです。そうして世の中が面白くなっていけばいいと思っています。
↑AR×旅行の例↑
だからこそ、まず僕は技術力を上げる。そして、ARで何ができるかというのを色んな人に知ってもらうことが大事だと思ってます。 また、違う職種の人の価値観や持ってる能力に常に興味を持ち続ける必要があると思ってます。
これがすなわち、曽山さんがおっしゃっていた「強みを活かす」の意味なのではないかと思いました。
アイデアを考えると言う部分だけでも、相互理解や職種敬愛が大事だということがわかります。それ以降の工程も大事になっていくでしょう。
最近考えていることはこんな感じです。
しかし、この記事だけだと「ARって結局なんやねん!」となりそうなので、今後ARとはなんぞやみたいな記事も書いていきたいとは思っています。
最後に研修の集合写真をパシリ