数学の計算ミスは減らすことができる?
こんにちは!理系大学4年生の岩崎です。
今回の話は、数学が苦手な人、また塾などで数学を教えている人に役立つかもしれません。
また、この話はプログラミングのエラーを少なくする方法にも応用できます。
今回の話も、人によっては当たり前の話だと思います。しかし100人に5人くらいには目からウロコの話かもしれません。 そう信じて書きました。
計算ミスは誰でもする
おそらく計算ミスは誰でもします。
僕は小学生から大学生4年生に至るまで16年間数学と向かい合っている人間ですが、昨日の家庭教師の授業で生徒の前で計算ミスをしてしまいました。
2倍角の公式の変形を間違えたのが原因でした。
自分で言うのもなんですが、数学が得意な人間でも計算ミスはするのです。 (あくまで高校までの数学の話ね。大学からの数学は質が変わるので、あんまり得意とは言えない)
その中で、どう計算ミスを減らす工夫をするかというのが大事です。
答案をキレイに書く
まずはキレイに書くこと。しかしこれは字をキレイに書くということではありません。
字のキレイさというのは、プログラミングで言うと「キレイなフォントを使う」と同義
多少は大事かもしれませんが、そこまで重要ではありません。
実際、数学が得意だけど、字が汚い人はたくさんいます。
重要なのは、縦の軸と横の軸を揃えて書くという意識です。
プログラミングで言うと、「インデントを揃える」ことにあたります。
縦の軸というのは、式を書く時にイコール「=」が縦にまっすぐ揃っているかなど
キレイでない人は、「=」が横に伸びたり、縦の軸で見るとバラバラだったりします。
横の軸というのは、分数の真ん中の横線が揃っているかなど
キレイな答案は、縦と横の軸がしっかりしている。
そうすると、計算ミスに気付きやすくなります。
また、キレイな答案は得点力アップにもつながります。
自分が計算ミスしやすいポイントを知る
計算ミスしやすいポイントは人によって違います
多いのが、負の計算、展開、因数分解、移項、分数の約分、小数計算、公式を間違えて覚える、式変形全般etc
プログラミングだと、セミコロン、カッコ忘れ、スペルミス、文法が正しくかけていないetc
例えば僕は、負の符号が絡んだ式の展開をする時に計算ミスをすることが多いです。
まずは自分が計算ミスしやすい場所を知ること
そして、計算してる時、その箇所に来たら
「あ、負の符号が絡んだ式の展開だ、ここミスしやすいんだよな...」
と意識をします。そして
「ミスしやすいから、暗算せずに、途中計算をしっかり書こう」
と対策をします。だいたい暗算するときに人は計算ミスをします。
パターン2として、途中計算をしっかり書いてもミスをする場合は、
まだその計算を理解してなかったり、覚えていないということなので、
ミスをしなくなるまで反復練習をします。
例えば小数の計算が苦手だったら、小数の問題のドリル等解いて、ミスしなくなるまで手を動かしましょう。
おわりに
今回の話は、数学を教えている生徒が計算ミスで点数を落としたときの対応を思い出しながら書きました。
まずは「計算ミスもったいない!」を思わせるところから始めます。
意外と「計算ミス...まぁいいか」と軽視してる受験生が多いのです。
それから、計算ミスが出る理由を会話しながら探っていきます。
あとはこの記事に書いてあることに言及します。