もしドラ桜

当たり前だけどみんなが言わないことを書いていきたい

進学校でなくても難関大学に受かる?(後編)

こんにちは、今回はモチベーションの話です。

前回に引き続き、受験生に響く記事を書ければいいなぁと思っています。

モチベーションは自分で作り出すもの

結論を言うと、進学校であるかどうかに関わらず、

勉強がデキる人は、自分でモチベーションを作り出すのが得意です。

モチベーションは自分で作り出す。大事なので2回言いました。覚えておいてください。

基本的に勉強は楽しくないのです。

だからやる気を出す工夫をしないと続きません。

自分ができないと思い込んでない?

勉強が出来ない人の一番の理由は「自分ができないと思い込んでいる」だと思います。

これは、家庭教師で勉強が苦手な子を指導した時に感じたことです。

その子は「親が馬鹿だから自分には勉強は無理」と言っていました。

これはアドラー心理学で言うと「勉強できない自分でいるという目的のために、親という理由を作っている」のです。

(今のフレーズに興味を抱いた人は是非この本を読むことをオススメします)

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え | 岸見 一郎, 古賀 史健 | 本 | Amazon.co.jp

もちろん本人は表面上はそう思っていないと思いますが、本能的にはそう思ってるのです。

つまり、親がどうとか関係ないのです。やれば(大変だけど)できるようになるし、やらなければできないまま。

だけど、思い込みというのは一度なってしまうと強い影響力を持ってしまいます。

思い込みをなくすためには、勇気づけが必要です。

この思い込みがあるままだと、良いノウハウに出会っても、吸収できずに終えてしまいます。

良い環境を作る努力をしてる?

モチベーションを作るためには、良い環境を作る努力が必要です。

勉強場所は綺麗ですか?周りに誘惑するもの(マンガやスマホ)は置いてないですか?

自宅では集中できない...では他の場所は探しましたか?

目標設定は具体的になってますか?また、無理に高い目標を設定してませんか?

これに関しては自分がどういう時にやる気を出す人間か、もしくはどんな時にやる気を無くす人間か知る必要があります。

よくあるのは、自分の環境を言い訳にしてる人。

「漫画に夢中で勉強をしなかった」「自宅じゃ集中できないから無理」

じゃあ、環境を変えていかないと。自分の手で。

これができるかできないか、人生の分かれ目です。

自分のモチベーションポイントをたくさん作ろう

僕の受験生時代はモチベーションとなるポイントをたくさん作っていました。

「この高校から難関校に受かれば有名になれるかも」

「大学に受かって、指導してくださった先生の喜ぶ顔が見たい」

「この大学(東工大)でキャンパスライフを送りたい」

「大学に受かったら、予備校で受験生の指導をしたい」

「同じ中学校だったあいつには負けたくない」

などなど。これはその人の性格によって、多少は傾向は違うと思います。

また、色んな人の合格体験談や、有名人の著書を読んで感じたのですが

みんなモチベーションを作り出すのがうまい。

だから勉強が好きでなくても、モチベーションを保つことができる。

ポイントは「受かったら...」という合格した後のことを考えること

また、ただ思うだけではなく、実際に行動することも大事です。

例えば、ライバルがいる環境を作ったり(予備校に通うとか)

他人に目標を宣言したり、大学に足を運んだり

そういうことも含めて、モチベーションを自分で作っていくのです。

これはモチベーションを作っていくという発想がないと難しいでしょう。

おわりに

僕は実はモチベーションに関してはあんまり苦労したことがありません。

逆にノウハウを探すのに苦労しました。

勉強でも仕事でも、モチベーションを作るのがうまい方。

いつも自分の中で理由をつくってモチベーションを高めています。

だから受験指導する時も、生徒はみんなモチベーションを持っている前提で、あとは自分がノウハウを教えれば伸びると最初信じていました。

だけどそうではなかった。勉強に対してモチベーションが高い人はごく一部だったのです。

だから僕の今の問題意識は「どうすれば他人のモチベーションを作る援助ができるか」を知ることです。

勉強を教える時も、良いノウハウを教えることよりも、どうやって生徒の火をつけさせるか。

こちらのほうが大事だと思うし、今関心が高いです。

いま受験生の人は、まずは自分でモチベーションを作る努力をして欲しいです。

自分を一番よく見ているのは自分だと思うから。それが一番近道方法だと思うから。

自分だけでは無理だと思ったら、他人の力を借りる。または環境の力を借りる。

進学校でない人は、人の2倍のモチベーションのポイントを作るつもりで頑張って。

ふわっとまとめ

なんだかんだで、進学校でも進学校でなくても、必要な努力の量は変わらないと思うよ。

だけど、進学校でない人はノウハウの情報量とモチベーションの作りにくさで損をしているから、そこを工夫しないとヤバイ。

まずそこに気づくこと。人生を変えるのは自分。いい大学受かって周りをアッと言わせてみようぜ。